雨漏りが発生したときの応急処置と注意点
2026/02/12
突然の雨漏りに見舞われると、誰でも焦ってしまうものです。
天井から水が滴り落ちてくる、壁紙が浮いてきた、家電が濡れてしまいそう。
しかし、そこで慌ててしまうと、かえって被害を広げてしまうケースも少なくありません。
この記事では、雨漏り発生時の正しい応急処置の方法と、やってはいけない注意点について解説します。
また、応急処置の後にどう動けばよいか、修理までの流れや保険の活用法についても紹介します。
ご自宅を守るために、ぜひ最後まで読んでみてください。
雨漏りが起きたら最初にやるべきことは?

雨漏りを見つけたとき、最初に大切なのは「落ち着いて行動すること」です。
まずは室内の安全を確保し、被害が広がらないように最小限の対応を取りましょう。
室内の安全確保を最優先に
漏れている水が電気配線やコンセント周辺に流れていないかをチェックしてください。
もし危険だと感じたら、ブレーカーを一時的に落とす判断も必要です。
また、家電製品や家具を濡れそうな場所から避けることも重要です。
電気と水が接触すると感電や火災の危険があるため、注意して対応しましょう。
水を受ける準備と周囲の保護
次に、水滴が落ちてくる場所にバケツや洗面器を設置しましょう。
バケツの底には雑巾やタオルを敷くと、落下音の軽減にもなります。
さらに、床やカーペットが濡れないようにブルーシートや新聞紙を敷いておくと安心です。
天井にふくらみがある場合は水が溜まっている可能性がありますが、勝手に穴を開けて排水しようとするのは危険です。
屋外からの応急処置は安全最優先で判断を

室内の被害をひとまず抑えたら、次に気になるのは「屋根の外側がどうなっているか」でしょう。
ただし、屋根の状態を目視で確認したり、応急処置を自分で行おうとするのは、非常に危険を伴う行為です。
まず大前提として、屋根に登るのはプロであっても細心の注意が必要な作業です。
屋根材の上は滑りやすく、特に雨天時や湿気がある日には転倒・滑落の危険性が極めて高まります。
瓦やスレートなどは想像以上に不安定な足場になりやすく、一般の方が登ることは原則として避けるべきです。
ブルーシートを使った応急処置とは?
それでもどうしても応急的な対応が必要で、風がなく屋根の傾斜が緩やかな場合に限り、ブルーシートを使った一時的な養生処置が検討できます。
この方法では、雨漏りの原因とみられる箇所を覆うようにブルーシートを広げて固定します。
このとき重要なのは、勾配に沿って雨水が自然に流れるように張ること。
無理にピンと張っても水がたまり、逆に雨水が屋内へ流れ込む恐れがあります。
シートの固定には、風で飛ばされないように重しが必要です。
一般的には「土のう袋」や「水を入れたペットボトル」などが代用されます。
屋根に釘やテープで留めるのは、屋根材を傷つけるリスクがあるため避けた方がよいでしょう。
やってはいけない応急処置とは?
雨漏りをなんとか止めようとする気持ちは大切ですが、誤った応急処置が事態を悪化させることもあります。
不用意に天井や壁に穴を開けない
天井に水が溜まっているように見えるとき、「穴を開けて水を抜けばよい」と考える方もいますが、これは非常に危険です。
誤って天井材や電気配線を傷つける可能性があり、状況を悪化させかねません。
内部構造や被害状況を理解せずに素人判断で加工を加えるのは避けてください。
自己判断でコーキングや防水剤を使わない
ホームセンターで手に入る防水スプレーやシーリング剤を使って対処しようとする方もいますが、これはおすすめできません。
なぜなら、水の出口をふさいでしまうと内部に水が溜まり、かえって被害が拡大する恐れがあるからです。
また、原因の特定を難しくし、保険や修理の際の判断にも影響することがあります。
応急処置のあとはどうする?修理までの流れを知っておこう

応急処置をしたからといって安心はできません。
あくまで一時的に被害を防ぐ対策にすぎないため、根本的な解決のためには早めに専門業者に点検を依頼することが重要です。
業者による現地調査を受ける
雨漏りの原因は、屋根材のズレや棟板金の浮き、谷板金の劣化、屋根下地の腐食などさまざまです。
プロによる目視点検やドローン調査、散水調査などを通じて、どこから水が入っているのかを正確に突き止めてもらいましょう。
また、雨が降っていない日でも調査は可能です。
早めにスケジュールを押さえることが、二次被害を防ぐ第一歩です。
見積もり内容をよく確認する
修理に進む前に、必ず見積もりの内容を確認してください。
「どの部位を直すのか」「どのような材料を使うのか」「保証期間はあるか」など、不明点は遠慮なく質問しておくことが大切です。
火災保険が使えるケースもある?

雨漏り修理というとすべて自己負担と考えている方も多いかもしれません。
ですが、自然災害による被害であれば火災保険が適用できるケースもあるのです。
対象となる自然災害とは?
たとえば以下のような被害が保険対象になる可能性があります。
・台風や強風で屋根材が飛ばされた
・雹や落下物によって屋根が破損した
・大雪の重みで棟板金が歪んだ
ただし、経年劣化による雨漏りは対象外となるため注意が必要です。
申請には「証拠写真」や「見積書」が必要
保険申請には、被害の分かる写真や業者による見積書・被害報告書が必要となります。
そのため、調査から保険対応まで相談できる業者を選ぶと安心です。
申請のタイミングや必要書類も教えてくれるので、スムーズに進められます。
信頼できる業者を選ぶためのポイント
雨漏り修理は、見えない部分が多いため業者の技術力が問われます。
また、「すぐに直しますよ」という訪問営業の業者には要注意です。
地域での実績がある業者を選ぶ
屋根の構造や地域特有の気候に精通している業者であれば、原因の見極めと対策の提案が的確です。
滋賀県のように積雪や風の影響を受けやすい地域では、板金技術にも精通した業者が理想です。
見積もりや保証内容を明示してくれるか
工事内容が明確で、保証期間がしっかり提示されている業者は信頼性が高いです。
逆に、説明が曖昧な業者や保証がない業者は避けた方がよいでしょう。
まとめ
突然の雨漏りは不安も大きいものですが、正しい知識と冷静な行動で被害を最小限に抑えることができます。
室内の安全確保、一次的な対処、そして専門業者への相談、この3ステップを意識して動けば、大きなトラブルを未然に防げるでしょう。
METALISEでは、一級建築板金技能士が在籍しており、調査から修理、火災保険対応まで一貫してサポートしています。
滋賀県で雨漏りの不安がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

















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