Re-Roofing
屋根カバー工法
屋根カバー工法のメリット
解体・処分費用が不要
既存の屋根の解体や処分の必要がなく、その分費用がかかりません。特に古いスレート屋根にアスベストが含まれていれば、解体・処分費用が高くなりやすいものです。コストを抑えて屋根のリフォームをしたい場合におすすめです。
解体・処分の手間がなく、工期を短縮
屋根材の解体・撤去が不要なため、その分工期が短くなります。
また、下地調整や野地板増し張りなどが含まれると、天気や施工する人員により異なりますが、葺き替え工事と比較して3日以上の差が出ることとなるでしょう。
屋根カバー工法の工期は約10日～2週間前後です。
遮音性・断熱性の向上
既存の屋根の上に新たな屋根材をかぶせるので、屋根の厚みが増し、2重構造になります。
そのため、屋根にあたる雨音を軽減したり、断熱性を向上させたり、機能面でもカバー工法ならではのメリットが得られます。
屋根カバー工法のデメリット
屋根内部の劣化には対応できない
カバー工法では既存の屋根をそのまま利用するので防水シートや野地板は傷んでいてもそのまま使用します。そのため屋根内部の劣化に対しては対応できません。
カバー工法を行う際には、きちんと屋根の状態を診断して葺き替えとどちらがいいか判断できる、腕の良い職人へ依頼することをおすすめします。
今後の屋根の修理費用が高くなってしまう
雨漏りの発生時には、屋根が二重であることから原因の特定が難しく、修理費用もかさみやすくなります。
また、1度カバー工法を行うと、その上からさらにカバー工法を行うことはできません。住宅の耐用年数やライフプランを考え、コストパフォーマンスに優れた長期的なメンテナンススケジュールを計画しましょう。
屋根の状態によっては施工できないことがある
瓦屋根にはカバー工法ができない、屋根の劣化状態によっては葺き替えが必要など、希望しても施工できない場合があります。
屋根カバー工法ができない屋根
和瓦やセメント瓦など、厚みや波のある建材
瓦屋根など厚みや波のある建材の屋根は、カバー工法の施工はできません。このような建材は、金属材を屋根にしっかり固定できないためです。
劣化が激しく、カバー工法では解決できない屋根
雨漏りが屋根の内部にまで浸食している場合、屋根の下地材が腐食している可能性があります。
その場合は傷んだ下地材の補修が必要ですのでカバー工法は施工できず葺き替えとなります。コストはかかりますが雨漏りを根っこから修復することで長期的に家を守り、支出も抑えることができます。
すでにカバー工法を行なった屋根
一度カバー工法を施工した屋根に、再度カバー工法を行うことはできません。
さらに屋根材の重みが加わることで、住宅には大きな負荷がかかるためです。次回は葺き替えを行うことになり、二重の屋根の撤去費用がかかります。
Works
屋根カバー工法の施工実績
草津市近郊でのカバー工法の施工事例をご紹介します。この度は弊社にご依頼いただきありがとうございました。
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