滋賀県草津市にて折板屋根のカバー工法〈雹被害による火災保険適用の工事〉
2025/02/27


お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
倉庫の屋根が雹被害の為複数箇所穴が空いてしまいました。
火災保険が適用されたとのことで、カバー工法にてご提案、施工させて頂きました。
施工前
現場は滋賀県草津市に位置するご自宅に隣接した倉庫です。
既存の屋根は波型スレートと呼ばれる、セメント製の屋根材です。
経年劣化で汚れや変色をしており、写真では確認しづらいですが、雹によってできた穴がいくつか確認できました。
波型の屋根材はいくつか種類がありますが、波板スレートは軽量でコストパフォーマンスに優れており、比較的工事も専門的な技術を要さないことから、DIYや倉庫などの多くの場面で重宝される屋根材です。
耐久性は25年ほどと言われております。
お客様は、今回の倉庫の詳しい築年数は忘れてしまったとのことですが、葺き替え時としてはバッチリはタイミングのように思います。
関連サイト▷雹が屋根や雨樋に与える影響は?修理するなら火災保険を申請するべき
施工中
波型スレート上にガルバリウム鋼板の折板を設置していきます。
屋根の端から順番に置き、上からビスで固定します。
上から見た時の、ビスの並びがまっすぐ美しくなるよう心掛けています。
最後に棟板金を乗せて固定します。
折板屋根は他の屋根材に比べて継ぎ目が少ないことから工期が短く済み、工事費用が抑えられるメリットがあります。
また、継ぎ目が少なく、谷になっている部分から雨水が効率的に流れ落ちる構造からも雨漏りが発生するリスクも低い屋根なのです。
施工後
ガルバリウム鋼板の折板屋根へのカバー工法による葺き替えが完了しました。
金属製の屋根材の為強度も高く、雹被害で穴があく心配もなくなるでしょう。
お客様にもお礼のお言葉を頂戴しました。
工事担当者より
この度はメタライズにご依頼いただき誠にありがとうございました。
波板スレートはコストパフォーマンスが良く、比較的施工も簡単な事から倉庫や物置等の様々な場面で使用されています。
2004年頃までに使用されている波型スレートの中にはアスベストを含有している物もあるので、解体前に調査が必要となり処分にも費用がかかるため、今回のようにカバー工法にて耐久性と強度を上げる施工をご提案する事もございます。
波板スレートの劣化、破損でお困りの方はお気軽にメタライズにご相談ください。
▷滋賀県野洲市にて屋根修理〈倉庫波板スレートの葺き替え工事〉
現場住所 | 滋賀県草津市 |
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施工内容 | 波板スレートからガルバリウム鋼板の折板屋根にカバー工法 |
施工箇所詳細 | スレートが雹被害で穴が開いている |
施工期間 | 2日間 |
使用材 | ガルバリウム鋼板 |